夜のピクニック

夜のピクニック (新潮文庫)夜のピクニック (新潮文庫)
(2006/09)
恩田 陸

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最近読んで面白かった本。
恩田陸。
夜のピクニック。


あらすじとしては実に簡単。

とある高校の学校行事で、丸1日中ほとんど徹夜でトータル80キロの道のりをひたっすら歩きとおす!という「歩行祭」という、イベントがあるわけですよ。
この歩行祭があるおかげで修学旅行がないっていう。
っつか、それ、何のイヤガラセだ!!!Σ( ̄ロ ̄lll)

主人公は、男の子2人、女の子2人。
あと、事情があって歩行祭には参加できない、そして4人全員の知人っていう、キーパーソンが一人出てくるかな。

この4人が入れ替わり立ち代わり、24時間、ひたっっっっっすら歩きます。

ええ、それだけの話です。

それの何が面白いんじゃ!!ってことになると思うんですけど、それがまた面白いんですわ。

この4人それぞれが、家庭の事情抱えてたり、将来や人間関係とかの、青春独特の悩み抱えてたりするわけですよ。

何か修学旅行とか合宿の夜って、色々な秘密をぼろぼろしゃべっちゃったりするじゃないですか。
あと、山登りしてる時って、「俺今生きてるんだ〜」的な達成感を感じたことないですか?

そんな暖かい雰囲気の吐露タイム+俺たち今頑張ってるんだ〜感が、この歩行祭の場合は24時間続くわけ。

登場人物の数も絞られているので、話も単純で、情緒的なトコがメイン、また殺伐とした殺人やら犯罪やらが全く出てこないので、読んでて和むというか、癒されます。

子供が読んでも判りやすいだろうし、大人が読めばノスタルジックに浸れる。

スピード感溢れてるのが好きな、漫画や小説はまず事件ありき!ヽ(゚Д゚)ノっいうタイプの人には、ちょっとタルいかな?って気もしますが。
私的には、とてもオススメの一冊です。

正月休みにでも、是非。

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